q要素
q要素の役割
q要素はその部分が引用であることを示しています。
同じ引用でもblockquote要素が、一つの段落などブロックレベルの文章の引用であるのに対し、q要素は、段落の中の一部分などインラインレベルの文章の引用のときに使用します。
q要素に設定できる属性
属性名 | 意味 |
cite | 引用元のURLを示す。 |
class | クラス名。CSSを適用するときなどに使用する。 |
dir | 文字表記の方向。左から右(ltr)と、右から左(rtl)を指定する。通常はltrなので、右から左へ表記する言語を使わないのであれば、指定しなくてよい。 |
id | ID名。CSSを適用するときに使用する。 |
lang | 言語コード。日本語、英語といった言語を指定する。html要素に記述してあれば、明示する必要はない。 |
style | スタイルシートを直接記述する。 |
title | 補足情報。テキストにカーソルを合わせるとtitle属性に指定した文字列をポップアップで表示する。 |
q要素の使い方
<p >この文章の<q>この部分のみは</q>引用であることを示します。</p>
この文章のこの部分のみは
引用であることを示します。
q要素はブラウザによって、ダブルクォーテーションやかぎカッコで囲って表示したり、引用符で囲わない場合があります。
引用符の設定はCSSのquotesプロパティで設定できます。しかし、ブラウザによってはq要素の内容に引用符を表示しないものもあり、その場合にはquotesプロパティの設定は反映されません。
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UpDate:2010-5-13