修正:シンボル

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[修正]->[シンボル]は、オブジェクトをシンボルに変換したり編集します。

修正->シンボル

シンボルとは

シンボルとは、選択したオブジェクトをFireworksにライブラリとして登録し、いつでも呼び出して、好きなところにいくらでも貼り付けることができるようにします。

シンボルにしたオブジェクトは、ライブラリに登録されます。
ライブラリに登録されたオブジェクトは、そのコピーをキャンバスに読み込むことができます。つまり、テンプレートのようなものになります。
シンボルから、キャンバスに読み込んだオブジェクトを、インスタンスと呼びます。

ライブラリに登録されているオブジェクト(=シンボル)を変更すると、キャンバスに貼り付けたすべてのオブジェクト(=インスタンス)は、その変更が反映されます。

シンボルの利点

コピー可能

シンボルは、Fireworksのキャンバス内であれば、いくらでも、好きな場所に貼り付けることができます。コピーするには、

一括編集可能

シンボルは、ライブラリに登録されています。
ライブラリに登録されたシンボルを編集すると、キャンバスに貼り付けてあるすべてのインスタンスを一括して修正できます。

劣化しない

通常、オブジェクトを縮小した後に拡大すると、ドットは荒くなり、元の状態には戻りません。
しかし、インスタンスを縮小した後で拡大しても、ドットは荒くなりません。
ライブラリに登録されているシンボルの情報が維持されるためです。シンボルのサイズを超えた大きさに拡大した場合には、ドットが荒くなりますが、シンボルのサイズ内の拡大・縮小であれば、元の画像の画素を維持します。

このサイズの画像を縮小する

▲このサイズの画像を縮小する

縮小したら元のサイズに拡大する

▲縮小したら元のサイズに拡大する

通常ではドットが荒くなる

▲通常ではドットが荒くなる

シンボルに変換

選択したオブジェクトをシンボルに変換します。
シンボルになったオブジェクトは、ライブラリに登録されます。

ライブラリは、[ウィンドウ]->[ライブラリ]で表示できます。

シンボルに変換ダイアログボックス

名前

シンボルにわかりやすい名前をつけます。

種類

グラフィック

選択した画像をシンボル化します。

アニメーション

複数フレームをまたぐシンボルを生成します。

アニメーションシンボル

ボタン

選択したオブジェクトを、スライスなどを利用して、ボタンとしてシンボル化します。

ボタンシンボル

オプション

9スライスの拡大・縮小のガイドを有効にする

[9スライスの拡大・縮小のガイドを有効にする]にチェックを入れると、9スライスを使ってシンボルをスライス化します。

共有ライブラリに保存

シンボルを共有ライブラリに登録すると、[コマンド]->[シンボルスクリプトを作成]は、で利用できるようになります。

詳しくは「コマンド:シンボルスクリプトを作成」をご覧ください。

シンボルを編集

シンボルの編集

選択したシンボルを編集します。
サイズやスライスなどを変更すると、すべてのインスタンスに修正が反映されます。

インスタンスのトゥイーン

インスタンスのトゥイーン

トゥイーン

トゥイーン(tween)とは、開始の状態と、終了の状態を指定すると、その間の状態を埋める機能です。トゥイーンを使うとアニメーションしているような連続画像を作成できます。

[ステップ数]に指定した数字は、開始の状態から終了の状態になるまで、何ステップで到達するかを指定します。

[フレームに配分]にチェックを入れると、それらの間を埋める画像が、フレームごとに生成されます。
[ファイル]->[イメージプレビュー]や、[ファイル]->[書き出しウィザード]で、アニメーションGIFを指定して書き出すことができます。

[フレームに配分]にチェックを入れないと、同じフレームにすべての画像が生成されます。

シンボルを解除

選択したシンボル又はインスタンスを解除します。
解除すると、シンボルを編集しても、その編集は反映されなくなります。

シンボルを入れ替え

複数のシンボルがある場合、選択したシンボル(インスタンス)を別のシンボル(インスタンス)に置き換えます。

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UpDate:2010-11-27