コマンド:スクリプトの実行
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[コマンド]->[スクリプトの実行]は、Fireworksで動作する画像加工用のスクリプトファイルを実行します。
スクリプトをつくる
スクリプトを実行するには、まずスクリプトを生成しなければなりません。
ヒストリからスクリプトをつくる
[ウィンドウ]->[ヒストリ]で、[ヒストリ]パネルを表示します。
これまでの操作履歴が保存されているので、その中からスクリプト化したい操作を選択し、右下のアイコン、[ステップをコマンドとして保存]をクリックします。
保存した内容は、[コマンド]メニューの一番下に表示されます。
また、スクリプト自体は、以下に保存されています。
C:\Documents and Settings\[ユーザ名]\Application Data\Adobe\Fireworks CS3\Commands
実際にやってみましょう。
まず、キャンバスに円を描きます。
その円形の色を透明にして、枠線を2ピクセルの赤色にします。
[ウィンドウ]->[ヒストリ]で、[ヒストリ]パネルを開き、「透明化→赤い枠線」までの操作を選択して、[ステップをコマンドとして保存]します。
コマンドの名前を「赤い枠線」にします。
[コマンド]メニューの最下段に[赤い枠線]というメニューが追加されています。
スクリプトを実行する
スクリプトは、jsfという拡張子のファイルになります。
このファイルを選択することで、ドキュメント上のオブジェクトに適用することができます。
ヒストリから生成したスクリプト
コマンドメニューから選択
ヒストリから生成したスクリプトは、[コマンド]メニューの最下段に追加されます。
上記で生成した「赤い枠線」を適用してみましょう。
キャンバスに四角形を描きます。色などは適当です。
四角形を選択した状態で、[コマンド]->[赤い枠線]を指定します。
▲赤い枠線が適用された
スクリプトを直接指定
[ヒストリ]パネルから生成したコマンドは、以下に[コマンドの保存]で付けた名前のファイル名で保存されています。
C:\Documents and Settings\[ユーザ名]\Application Data\Adobe\Fireworks CS3\Commands
このファイルはjsfファイルなので、ここから選択して[スクリプトの実行]を行うことで実行することができます。
その他のスクリプト
インターネット上にあるjsfファイルをダウンロードして適用することもできます。
これらのファイルをダウンロードした場合、実行するためには、その都度、[コマンド]->[スクリプトの実行]を行わなければならず、面倒です。
この場合、上記の[スクリプトを直接指定]で示したフォルダ内にjsfファイルを保存しておけば、[コマンド]メニューに表示されるようになります。
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UpDate:2010-12-12