挿入:タイムライン
[挿入]->[タイムライン]は、動画の時間軸にフレームやレイヤーを挿入します。
レイヤー
タイムライン上にレイヤーを追加します。
レイヤーとは層のことです。
一つのレイヤーに複数のオブジェクトを配置するよりも、オブジェクト別にレイヤーをわけることで、編集しやすくなります。
また、ActionScriptを書き込むときも、ActionScript用のレイヤーを作ったほうが管理しやすくなります。
レイヤーフォルダ
レイヤーをまとめて管理する、レイヤーフォルダを挿入します。
レイヤーを使ってタイムラインを管理していて、レイヤーが増えすぎてしまうと、管理し辛くなってしまいます。
そういうときには、同じグループ同士をフォルダにまとめて管理すると、わかりやすくなります。この、グループ同士にまとめるレイヤーのフォルダを作成するメニューです。
モーションガイド
モーションガイドは、鉛筆ツールなどで描いた軌跡通りに、指定したオブジェクトを動かすことができます。
1フレーム目に図形を描画し、20フレーム目に[キーフレーム]を挿入します。
19フレーム目を選択して、[モーショントゥイーン]を挿入します。
[挿入]->[タイムライン]->[モーションガイド]を指定すると、ガイドレイヤーが表示されます。
この状態になったら、[鉛筆]ツールを選択し、1フレーム目に、移動させたい動きを[鉛筆]ツールでなぞります。
19フレーム目を表示し、[鉛筆]ツールで描いた軌跡の最後に、図形をもって行きます。
パブリッシュすると、以下のように、[鉛筆]ツールで描いた軌跡のとおりに図形が移動します。
フレーム
タイムライン上の選択した箇所に、フレームを挿入します。
フレームはタイムラインの時間の1単位を示すものです。
フレームにはオブジェクトを描くことはできません。
また、上の図の状態で、10フレーム目の図形を動かしたとしても、1フレーム目の図形の位置が変わるだけで、動きを表現することはできません。
動きをつけたい場合には、キーフレームを挿入しなければなりません。
キーフレーム
指定したタイムラインの箇所に、キーフレームを挿入します。
キーフレームとは、タイムライン上の次の場面のようなもので、キーフレーム1からキーフレーム2の手前まで、キーフレーム1で描画したオブジェクトを変化させることができます。
空白キーフレーム
空白キーフレームは、トゥイーンが設定されていないキーフレームを挿入します。
タイムライン上に、既にトゥイーンが設定されている場合、その間に空白キーフレームを挿入すると、一旦トゥイーンが解除されます。
この状態でトゥイーンを設定するには、再度[モーショントゥイーンを作成]または[シェイプトゥイーンを作成]を指定します。
モーショントゥイーンを作成
モーショントゥイーンは、次のキーフレームまでオブジェクトを移動させるときに使います。主に移動に使われます。
まず、1フレーム目に図形を描画します。
10フレーム目に[挿入]->[タイムライン]->[キーフレーム]で、キーフレームを挿入します。
9フレーム目を選択して、[挿入]->[タイムライン]->[モーショントゥイーン]を指定します。
以下のように、タイムライン上に10フレーム目に向かって矢印が表示されます。
パブリッシュすると、以下のように、1フレーム目の位置から10フレーム目の位置に、四角形が移動する画像ができあがります。
トゥイーンは、次のキーフレームの位置までの間に、指定した場所へオブジェクトを移動する、という動きをつくることができます。
シェイプトゥイーンを作成
シェイプトゥイーンは、次のキーフレームに描かれている図形になるように、オブジェクトを徐々に変形させます。
まず、1フレーム目に四角形を描画します。
10フレーム目にキーフレームを挿入し、10フレーム目に円形を描画します。
9フレーム目を選択した状態で、[挿入]->[タイムライン]->[シェイプトゥイーン]を指定します。
以下の画像のように、タイムラインに10フレーム目までの矢印が表示されます。
パブリッシュすると、以下のように四角形から円形に徐々に形を変える動画ができあがります。
関連リンク
よく読まれている記事
- 右クリックメニューの表示が遅い【Information】
- 画像の一部にリンクを貼る(クリッカブルマップ【Dreamweaver】
- 一定時間でローテーションする広告【JavaScript】
- Dreamweaver【Dreamweaver】
- クリックした画像を拡大・縮小する【JavaScript】
UpDate:2011-3-13