必要なソフト
ウェブサイトを制作するのに必要なソフトは、
- テキストエディタ
- FTPソフト
の2つです。
オーサリングソフトを使う場合もありますが、ここではじかに入力してつくるので、省きます。
また、上記のほかに、以下のツールもそろえておくと便利です。
- 色見本表示ツール
- クリッカブルマップ作成ツール
テキストエディタ
テキスト文章を書くことに特化したソフトウェアです。
Wordのような、文字の大きさを変えたり色わけしたり、枠組みや表組みをする機能はついておらず、ただ文字を入力することだけのソフトです。
余計な機能が省かれているため、動作は非常に軽快です。
HTMLはテキストで書かれているため、拡張子が.html(又は.htm)でも、テキストエディタで開き編集することができます。
Windowsでも標準で「メモ帳」というテキストエディタがついています。しかし、テキストエディタにも最低限、あった方が使い勝手がよいという機能があり、メモ帳にはその機能がないために、あまりお薦めできません。
テキストエディタに求められる機能
- 左側に行番号が表示される
行番号が表示されると修正するときに、「何行目」というのを判別できるので、作業が楽になります。 - 文字コードの判別機能がある
文字コードにはShift-JIS、EUC、UTF-8、Unicodeなどがあり、違う文字コードで読込むと文字化けしてしまうので、全ての文字コードに対応しているものが必要になります。 - Undo、Redoが無制限である
一つ前の状態に戻すのがUndo、一つ後の状態に進めるのがRedoです。元に戻す場合などに重宝します。 - 検索・置換機能が充実している
同じ文字列を別の文字列に一度に変換できるので、作業効率が上がります。
お薦めのテキストエディタ
個人的には、動作が軽快なOEditを好んで使っていますが、MKEditorやTepaEditorも申し分ない機能をもっています。また、このほかにも色々あるので、Vectorなどで自分に合ったものを探してみましょう。
FTPソフト
つくったHTMLファイルを、サーバにアップロードするためのソフトです。
FTPソフトも様々なフリーソフトがありますが、フリーソフトであれば、最も有名なFFFTPがいいでしょう。オーサリングソフトを使っていれば、たいていの場合、そのソフトの機能の一つにFTPがついています。
FTPソフトは「Sota's Web Page」からダウンロードできます。
色見本表示ツール
ブラウザで表現できる色には、6万色以上あります(ただし、WindowsとMacに共通している色は256色です)。
これらの色は、すべて数値などで示します。
しかし、1色ずつ入力してどんな色になるかを確かめていたら、かなり手間がかかってしまうので、色見本を表示してくれるソフトを使うと便利です。
色見本表示ツールは、色を視覚的に選ぶことができて、RGB、6桁のRGB値、色彩・明度・彩度での表示のできる機能がついていると申し分ないです。
お薦めの色見本ソフトは「Color Dialog 003」です。
色を視覚的に選択してRGB値を取得できます。また、スポイトツールで画面上の色を取得することもできます。
クリッカブルマップ作成ツール
クリッカブルマップとは、後ほど詳しく説明しますが、画像の一部分にリンクが貼られている状態のものをさします。
画像の左上からの座標を示すことで、画像のどの部分にリンクを設定するかを指定するのですが、これを目分量で設定するのは至難の業なので、もしクリッカブルマップをつくるのであれば、クリッカブルマップを設定するためのツールを用意した方が無難です。
お薦めのクリッカブルマップ作成ツールは「C-MAP」です。
画像の上に描いた様々な形をHTMLのソースコードとして変換してくれます。
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UpDate:2009-10-19