div要素
div要素の役割
div要素はブロックレベルの範囲を指定する要素です。
その範囲に関してまとめてスタイルシートを適用したり、レイアウト枠として利用するのが一般的です。
div要素に設定できる属性
属性名 | 意味 |
class | クラス名。CSSを適用するときなどに使用する。 |
dir | 文字表記の方向。左から右(ltr)と、右から左(rtl)を指定する。通常はltrなので、右から左へ表記する言語を使わないのであれば、指定しなくてよい。 |
id | ID名。CSSを適用するときに使用する。 |
lang | 言語コード。日本語、英語といった言語を指定する。html要素に記述してあれば、明示する必要はない。 |
style | スタイルシートを直接記述する。 |
title | 補足情報。テキストにカーソルを合わせるとtitle属性に指定した文字列をポップアップで表示する。 |
div要素の使い方
<div style="background-color:#cccccc;width:100px;height:100px">ブロックレベル</div>
以上のコードを実行すると、以下のように、横幅と高さが100pxで、背景色がグレーの領域が確保されます。
div要素の入れ子の是非
div要素を入れ子にすることは、そもそもdiv要素がブロックレベル要素であることから、おかしいとされています。
CSSを正しく使おうと考える製作者にとって、div要素をレイアウトのために入れ子にするという行為は、table要素を使ってレイアウトをすることと同じく、スマートではないと思われています。
このサイトもdiv要素を入れ子にしたレイアウトをしており、わたし自身はそこまで厳密にHTMLやCSSのルールを守ってはいません。
div要素を使わずに他の要素にCSSを反映させて同様のレイアウトを作ることは可能です。が、div要素によって「ここからメインコンテンツ」「ここからメニュー」と明示した方がわかりやすいという理由で使っています。
→詳しくは「CSS:レイアウトサンプル:ヘッダー、フッター、3カラム(固定幅)」をご覧下さい。
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UpDate:2010-3-18