rt要素

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rt要素の役割

rt要素は、ruby要素の中で使います。
rt要素によって囲ったテキストは、rb要素によって指定したテキスト文字のフリガナ(ルビ)となります。

rt要素に設定できる属性

属性名 意味
class クラス名。CSSを適用するときなどに使用する。
dir 文字表記の方向。左から右(ltr)と、右から左(rtl)を指定する。通常はltrなので、右から左へ表記する言語を使わないのであれば、指定しなくてよい。
id ID名。CSSを適用するときに使用する。
lang 言語コード。日本語、英語といった言語を指定する。html要素に記述してあれば、明示する必要はない。
rbspan 複数のrb要素を1つのrt要素にまとめるときに複合するrb要素の数を指定。
style スタイルシートを直接記述する。
title 補足情報。テキストにカーソルを合わせるとtitle属性に指定した文字列をポップアップで表示する。

rt要素の使い方

<ruby><rb>電子</rb>
<rt>でんし</rt></ruby>

電子でんし

上記サンプルでは、ルビのレンダリングに対応したブラウザでは、「電子」の上に「でんし」というひらがなが小さい文字で表示されます。

rbspan属性

rbspan属性は、複合ルビ要素であるrbc、rtc要素を使ってテキストの上下に2種のルビを振りたいときに、1つにまとめたいrb要素の数を記します。

<ruby><rbc><rb>J</rb><rb>T</rb></rbc>
<rtc><rt>ジェイ</rt><rt>ティー</rt></rtc>
<rtc><rt rbspan="2">日本たばこ</rt></rtc></ruby>

上記の例は、「JT」という文字の上に「ジェイティー」と表示し、「JT」の文字の下に「日本たばこ」と表示します。ただし、複合ルビに対応していない環境では、「JT」という文字の上に「ジェイティー日本たばこ」と表示されます。

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UpDate:2010-5-17