button要素
button要素の役割
button要素は、img要素を使わずにボタン画像を作成します。
form要素で、複数の送信ボタンを設定してどのボタンを押して送信されたかを判定させるときなどに使います。
button要素に設定できる属性
属性名 | 意味 |
accesskey | ショートカットキーを指定する。ショートカットキーを押すとボタンを押したことになる。 |
class | クラス名。CSSを適用するときなどに使用する。 |
dir | 文字表記の方向。左から右(ltr)と、右から左(rtl)を指定する。通常はltrなので、右から左へ表記する言語を使わないのであれば、指定しなくてよい。 |
disabled | ボタンの選択可・不可を指定できる。 |
id | ID名。CSSを適用するときに使用する。 |
lang | 言語コード。日本語、英語といった言語を指定する。html要素に記述してあれば、明示する必要はない。 |
name | ボタンの名前を指定する。 |
style | スタイルシートを直接記述する。 |
tabindex | Tabキーを押したときにフォーカスがセットされる順番。 |
title | 補足情報。テキストにカーソルを合わせるとtitle属性に指定した文字列をポップアップで表示する。 |
type | 形式を指定する。ボタンのタイプを送信、リセット、汎用の3つから選ぶ。 |
value | 値を入力する。プログラムに値を渡すときなどに使われる。 |
button要素の使い方
<button type="button">汎用ボタン</button>
button要素で囲んだテキストは、ボタン画像のラベルテキストとして表示されます。ボタンにidやname属性を指定すると、JavaScriptやPerlといった言語にvalue属性に設定した値を使ったやりとりもできます。
なお、button要素のtype属性に「submit」を指定すると、form要素で指定したプログラムを実行するボタンになります。
type属性の値 | 効果 |
button | 汎用ボタン。押してもそれ単体だけでは何も影響しない。JavaScriptのonClickやCGIなどで使用。 |
reset | フォームの入力内容をクリアする。あまり使うことはない。 |
submit | 送信ボタン。form要素での実行ボタンになる。 |
画像によるsubmitボタンをつくるのであれば、input要素のtype="image"を指定しても作ることができます。
→詳しくは「HTML:要素リファレンス:input」をご覧下さい。
関連リンク
よく読まれている記事
- 右クリックメニューの表示が遅い【Information】
- 画像の一部にリンクを貼る(クリッカブルマップ【Dreamweaver】
- 一定時間でローテーションする広告【JavaScript】
- Dreamweaver【Dreamweaver】
- クリックした画像を拡大・縮小する【JavaScript】
UpDate:2010-3-3