rbc要素

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rbc要素の役割

rbc要素は、rb要素により複数個に分割してルビを振ったテキストを、さらに1つにまとめてルビを振る際に使います。

rbc要素に対応して、実際のルビを指定する要素は、rtc要素です。

rb要素によって2つの漢字の一つ一つを単独の文字として認識させ、rt要素でルビを振り、それら2つの漢字をrbc要素でまとめて、rtc要素でさらに別のルビを振る、という場合に使います。

この場合、テキストの上下にルビが振られます。

ただし、現時点でrbc要素をレンダリングするブラウザはありません。

rbc要素に設定できる属性

属性名 意味
class クラス名。CSSを適用するときなどに使用する。
dir 文字表記の方向。左から右(ltr)と、右から左(rtl)を指定する。通常はltrなので、右から左へ表記する言語を使わないのであれば、指定しなくてよい。
id ID名。CSSを適用するときに使用する。
lang 言語コード。日本語、英語といった言語を指定する。html要素に記述してあれば、明示する必要はない。
style スタイルシートを直接記述する。
title 補足情報。テキストにカーソルを合わせるとtitle属性に指定した文字列をポップアップで表示する。

rbc要素の使い方

<ruby><rbc><rb>M</rb><rb>BO</rb><rb></rb></rbc>
<rtc><rt>Management</rt><rt>Buyout</rt></rtc><rtc><rt rbspan="2">経営陣買収</rt><rtc></ruby>

MBO ManagementBuyout経営陣買収

上記のサンプルでは、実際には、「MBO」という文字の上に「ManagementBuyout」と表示され、「MBO」の下に「経営陣買収」と表示されることが期待されますが、rbc及びrtc要素に対応したブラウザがないために、続けて表示されてしまいます。

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UpDate:2010-5-15