p要素

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p要素の役割

p要素はparagraphの略で段落を意味します。

段落は、あるまとまった文章の塊として用いますが、ウェブにおける文章の場合、ユーザの読みやすさの観点で考えると、段落は多めに配置した方がよさそうです。
基本的には1つ又は2つの文章を書いたら改行し、前文と意味合いが少し違う内容ならば段落を変える、といった使い方がいいでしょう。

なお、p要素をブラウザで表示させると、上下に1行程度の改行が入るため、空白をあけたいときに使用する人がいますが、その場合、その段落には何もコンテンツがないことになり、文章構造上おかしい、ということになるので、使うのはやめましょう。
空白をあけるのであれば、CSSのmarginプロパティを使いましょう。

p要素に設定できる属性

属性名 意味
align 段落内のコンテンツの配置を指定する。非推奨。
class クラス名。CSSを適用するときなどに使用する。
dir 文字表記の方向。左から右(ltr)と、右から左(rtl)を指定する。通常はltrなので、右から左へ表記する言語を使わないのであれば、指定しなくてよい。
id ID名。CSSを適用するときに使用する。
lang 言語コード。日本語、英語といった言語を指定する。html要素に記述してあれば、明示する必要はない。
style スタイルシートを直接記述する。
title 補足情報。テキストにカーソルを合わせるとtitle属性に指定した文字列をポップアップで表示する。

p要素の使い方

<p>ここは一つの段落を表します。この文末で改行します。<br>
改行されると空白はひらきません。</p>
<p>次の段落を指定すると空白があけられます。</p>

ここは一つの段落を表します。この文末で改行します。
改行されると空白はひらきません。

次の段落を指定すると空白があけられます。

align属性

center 水平方向に中央ぞろえに表示する。
justify 要素内に均等に表示する。
left 左に寄せて表示する。
right 右に寄せて表示する。

align属性では段落内で水平方向にどちら側にそろえるかを指定できます。
ただし、非推奨なので、位置指定はCSSのtext-alignプロパティで行いましょう。

p要素に関しては「テキストの表現方法」もご覧ください。

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UpDate:2010-5-10