rp要素
rp要素の役割
rp要素は、ruby要素に対応していないブラウザ(ルビ文字が振られない環境)であっても、ルビであることがわかるようにブラウザで表示させるための要素です。
rp要素は、ruby要素に対応しているブラウザにおいては無視されます。
また、rbc、rtc要素を用いてルビを振る場合にはrp要素は使用できません。
rp要素に設定できる属性
属性名 | 意味 |
class | クラス名。CSSを適用するときなどに使用する。 |
dir | 文字表記の方向。左から右(ltr)と、右から左(rtl)を指定する。通常はltrなので、右から左へ表記する言語を使わないのであれば、指定しなくてよい。 |
id | ID名。CSSを適用するときに使用する。 |
lang | 言語コード。日本語、英語といった言語を指定する。html要素に記述してあれば、明示する必要はない。 |
style | スタイルシートを直接記述する。 |
title | 補足情報。テキストにカーソルを合わせるとtitle属性に指定した文字列をポップアップで表示する。 |
rp要素の使い方
<ruby><rb>IPO</rb><rp>(</rp><rt>Initial Public Offering</rt><rp>)</rp></ruby>
ブラウザがruby要素に対応した環境では、IPOの上に「Initial Public Offering」と表示されますが、ruby要素に対応していない場合には、「IPO(Initial Public Offering)」と表示されます。
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UpDate:2010-5-16