acronym要素

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acronym要素の役割

acronym要素に内包したテキストは、略語であることを示します。
acronym要素は、そのテキストが略語であるだけでなく、厳密には、頭文字のアルファベットから成り、そのアルファベットをつなげて一つの言葉として読めなくてはなりません。
つまり、「GATT」は頭文字語ですが、「WTO」は略語ではあるけれど頭文字語ではありません。
acronym要素を使ったときは、必ずtitle属性に正式名称を示します。

略語全般を表したい場合には、abbr要素を使います。

acronym要素に設定できる属性

属性名 意味
class クラス名。CSSを適用するときなどに使用する。
dir 文字表記の方向。左から右(ltr)と、右から左(rtl)を指定する。通常はltrなので、右から左へ表記する言語を使わないのであれば、指定しなくてよい。
id ID名。CSSを適用するときに使用する。
lang 言語コード。日本語、英語といった言語を指定する。html要素に記述してあれば、明示する必要はない。
style スタイルシートを直接記述する。
title 補足情報。テキストにカーソルを合わせるとtitle属性に指定した文字列をポップアップで表示する。

acronym要素の使い方

国際サッカー連盟は、フランス語で<acronym title="Federation Internationale de Football Association">FIFA</acronym>と記述します。

FIFAは、「フィファ」と一つの単語として読むことができるため、頭文字語として扱います。
title属性に正式名称を記すことで、マウスカーソルがテキストに合わさったときにポップアップ表示します。

国際サッカー連盟は、フランス語でFIFAと記述します。

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UpDate:2010-2-19

 

[不定期コラム] ウェブマスターの憂鬱

第2回:まずはタイピングを覚えよう!

ウェブマスターとして仕事をするにはもちろん、コンピュータを扱う仕事をするのであれば、何はともあれ、タッチタイピングを覚えておいた方がいいです。タッチタイピングができれば仕事の能率はできないときより圧倒的に上がります。

わたしは、1996年の春に社会人としてのスタートを切りました。
今ではコンピュータの価格は10万円を切るようになり、一家に一台は当たり前、大学のレポートにも普通に使われるようになりましたが、当時はコンピュータなんて高いものは個人ではなかなか買えないし、プリンタも普及していなかったので、特に生活で必要を感じることはありませんでした。
だから、大学生のときは、まったくコンピュータを触ったことはありませんでした。

しかし、わたしが中学生のときに、兄が親からコンピュータを買ってもらい、それをちょくちょくいじっていた時期はありました。

当時兄が買ってもらったコンピュータはPC8801※1で、わたしは専らBASIC※2を起動させてプログラムを打ち込んでゲームをつくって遊ぶ、という使い方をしていました。今はなき、マイコンベーシックマガジン※3という雑誌を兄が講読しており、そこに載っているプログラムを入力したり、参考にして自分で簡単なゲームを作ったりしていました。

タイピングはゲームだ

PC8801にはタッチタイピング用の練習ソフトが添付していました(もしくは兄がインストールしていたのかもしれませんが)。それも遊ぶもののない当時はゲームのようなものだったので、最初のころはタッチタイピングも練習していました。
やがて、プログラムを打ち込むときにタイプ練習を兼ねて手元を見ないようにして打つようになり、いつのまにかタッチタイピングを覚えました。中学生という早い段階でタイピングを覚えたのはよかったと思います。
高校~大学の7年間はほとんどコンピュータに触れなかったにもかかわらず、社会人になって仕事でWordを使ったときに、タイピングを体が覚えていたことに自分でも驚きました。

タッチタイピングはコンピュータを使う上で必須といってもいいスキルです。手元を見て打つよりも圧倒的に速いしタイプミスも減ります。タイプミスをしたときも、違うキーを打ったことが感覚的に分かるので、すぐに気づきます。
だから、タッチタイピングができない人は、ぜひ練習するべきです。覚える時期は早ければ早いほどいいので、すぐに始めましょう。

効果的なタッチタイピングの練習方法

タイピングのコツは、毎日必ず練習することです。10分でも構いません。
そして、ホームポジションを覚えることです。何かキーを打ったら必ずホームポジションに手を戻します。
日本人であればローマ字を入力する機会が圧倒的に多いので、まずは「aiueo」を覚えます。この5文字は、他の日本語を入力する際に必ず使う文字(「ん」は例外)なので、まずは覚えます。

わたしの使ったタイピング練習ソフトは、画面上にキーボードとホームポジションが表示されており、入力する文字の指示が表示されていました。そのとき、そのキーをどちらの手のどの指で入力するかの指示も出るので、それを見ながら、手元を見ずに打つ練習をしていました。
ただし、そればかりやっていると、画面上にどこを押さえるのか表示されていない状態では打つことができなくなってしまうので、実際に何か文章を入力するときにもタイピングで行うように心がけます。
最初は当たり前ですが、ミスタイプばかりで、一本指打法のときより作業は格段に遅くなります。しかし、一週間もすれば一本指打法より速くなるでしょう。そうして、まじめにやれば1ヶ月で仕事で使い物になるレベルになるはずです。タイピングはそんなに難しいものではないのです。

※1: PC8801
1981年に発売されたNEC製の8ビットコンピュータ。
※2: BASIC
Beginner's All-Purpose Symbolic Instruction Codeの略。初心者向け対話型プログラミング言語。インタプリタ(逐次実行)型のため、実行速度は遅いが、シンプルな文法で理解しやすい。元は教育用として開発された。PC8801に搭載されていたのはN88-BASICというもの。
※3: マイコンベーシックマガジン
通称ベーマガ。電波新聞社の発行するコンピュータ雑誌。読者が投稿したコンピュータのプログラムのソースコードを掲載する雑誌で掲載されると数千円の掲載料がもらえる。掲載されているプログラムのほとんどがゲーム。

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