サードパーティタグを設定する

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PHPやJSP、ASP、ColdFusionなどは、HTMLドキュメント内で、HTML以外の特殊な記述をします。これらの言語は、サーバーサイドテクノロジーと呼ばれており、サーバ側でその記述を解析し、HTMLコンテンツを生成します。

Dreamweaverでは、サードパーティタグに設定されているタグを検出すると、指定された表示方法で表示します。

この設定は、

C:\Program Files\Adobe\Adobe Dreamweaver CS3\configuration\ThirdPartyTag\Tags.xml

に書かれています。

たとえば、PHPを記述するときは、「<? コード ?>」と書きます。
Tags.xmlには、「<?」で始まり、「?>」で終わるタグがあった場合には、PHPのアイコンを表示するように指定されています。

また、個別にTags.xmlにタグ名を指定して、それがどの言語を示しているのかを設定することもできます。

タグを追加する

Tags.xmlファイルをテキストエディタで開き、内容を見ると、

<!-- JSP -->
<!-- ASP -->

などとコメントアウトされている部分があります。
そのコメントアウト行よりも下の行が、その言語のタグの設定になります。

そこに書かれているタグの設定を参考にして新たなタグを追加することができます。

JSPに新たなタグを追加する

Tags.xmlを開き、<!-- JSP -->を検索します。

<!-- JSP -->
<directive_spec tag_name="jsp" start_string="<%" end_string="%>" detect_in_attribute="true" icon="JSP.gif" icon_width="17" icon_height="15" server_model="JSP">
<directive_cdata_block start_string='"' end_string='"' />
<directive_cdata_block start_string="/*" end_string="*/" />
<directive_cdata_block start_string="//" />
<directive_cdata_block start_string="<!--" end_string="-->" />
</directive_spec>
<directive_spec tag_name="jsp_comment" start_string="<%--" end_string="--%>" detect_in_attribute="true" icon="JSP.gif" icon_width="17" icon_height="15" server_model="JSP"/>
<tagspec tag_name="jsp:getProperty" tag_type="empty" end_tag="xml" render_contents="false" content_model="marker_model" icon="JSP.gif" icon_width="17" icon_height="15" detect_in_attribute="true">
</tagspec>
<tagspec tag_name="jrun:sql" tag_type="nonempty" end_tag="xml" render_contents="false" content_model="script_model" icon="JSP.gif" icon_width="17" icon_height="15">
</tagspec>
<tagspec tag_name="jrun:param" tag_type="empty" end_tag="xml" render_contents="false" content_model="script_model" icon="JSP.gif" icon_width="17" icon_height="15">
</tagspec>
<tagspec tag_name="MM_RESULTSET" tag_type="nonempty" render_contents="false" content_model="marker_model" icon="JSP.gif" icon_width="17" icon_height="15">
</tagspec>
<tagspec tag_name="MM_PREPARED" tag_type="nonempty" render_contents="false" content_model="marker_model" icon="JSP.gif" icon_width="17" icon_height="15">
</tagspec>
<tagspec tag_name="MM_CALL" tag_type="empty" render_contents="false" content_model="marker_model" icon="JSP.gif" icon_width="17" icon_height="15">
</tagspec>
<tagspec tag_name="MM_CALLRESSET" tag_type="empty" render_contents="false" content_model="marker_model" icon="JSP.gif" icon_width="17" icon_height="15">
</tagspec>
<tagspec tag_name="MM_JSPSCRIPT" tag_type="empty" render_contents="false" content_model="marker_model" icon="JSP.gif" icon_width="17" icon_height="15">
</tagspec>
<tagspec tag_name="INCLUDEIF" tag_type="nonempty" render_contents="true" content_model="marker_model" parse_attributes="false" detect_in_attribute="true">
</tagspec>

上記の部分がJSPの設定箇所です。

<tagspec ...>~</tagspec>が1つのタグの設定です。

この行をコピーして、一番下に貼り付けます。
設定の内容は以下を参照してください。

tag_name タグの名前。
tag_type 空タグ(empty)か開始・終了タグを持つタグ(nonempty)かを指定。
render_contents タグの内容をデザインビューにおいて表示(false)するか、非表示(true)にするかを指定。
content_model タグに格納できる内容とHTMLドキュメント内のどこにタグを配置できるかを指定。
icon 言語を示すアイコンファイル名。
icon_width/icon_height アイコンファイルのサイズ。
parse_attributes タグの属性を解析するかどうかを指定。
detect_in_attribute start_stringとend_string(又は開始タグと終了タグ)の間にあるデータを無視するかどうかを指定。
start_string ストリング区切りのタグの開始を示す記号を指定。
end_string ストリング区切りのタグの終了を示す記号を指定。
equivalent_tag ColdFusionフォーム関連タグに相当するHTMLを指定。
is_visual タグが直接ページの表示に影響するかどうかを指定。
server_model 指定されたサーバモデルに属するページのみに適用させる。

content_model

block_model ブロックレベルのエレメントを格納できる。bodyセクション内に表示できる。
head_model テキストを格納できる。headセクション内に表示にできる。
marker_model HTMLコードを格納できる。HTMLファイル内に表示できる。
script_model <html>~</html>内の任意の箇所に表示できる。

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UpDate:2010-10-13